どんな建築物も基礎なしに建つことはありません。しっかりした基礎があって建築物の安全は保証されます。地震や台風などの災害の多い日本では特に重要なことです。 その仕事は工事全体の監督との打ち合わせから始まります。基礎工事の仕様や期間、安全対策を十分に確認した上で、現場ごとに職人さんを振り分け、工事を進めていきます。弊社は、掘削から型枠の組み立て、コンクリートの打ち込み、養生、型枠ばらし、埋め戻しといったほとんどの作業を自社で行えるところに強みがあります。外注にほとんど頼らない分、全体の状況を細部まで正確に把握することができるため、確かな品質が保証できます。 その中で一貫してこだわっているのが、安全性の確保。「重機の作業範囲内に入らない」「お互いに声を掛け合う」といった基本的なことであっても、注意は怠りません。また、例えば、現場近くがスクールゾーンになっているといった場合は、通学時間の作業は極力避けるなど、周辺の住民への影響を最小限にする配慮をしています。危険が伴う作業だからこそ、安全にはどこよりも気を付けています。
すべての工事には足場がつきものです。作業をしやすくするだけでなく、職人の安全を守り、周辺環境への影響を少なくするためにも足場は不可欠。
足場の仕事は、元請から依頼を受けた後、まず現場を見ることから始まります。どのくらいの規模、広さがあり、隣地とはどれくらい離れているのかなどを確認。そこから必要な資材、職人の数を割り出し、足場を組むためにどれくらいの日数がかかるのかを計算します。その後、工程を組み、職人が実際の工事を行い、終了すれば解体……これが一つの現場の流れです。
同じ工事現場がないように、足場自体も一つとして同じものはありません。広さや高さだけでなく、建物自体の形や、隣地との距離に合わせた足場を組みます。弊社は、現場に応じて安全で作業のしやすい足場を組むことができます。
磯野建設の舗装工事は、道路を舗装するためではなく、現場をスムーズに進めるために始まりました。舗装工事は通常、舗装業者が全体工程の最後に行うものですが、磯野建設では取りかかりの基礎工事の際に、舗装工事の下地路盤の部分まで一緒に施工します。アパート・店舗などの比較的大きな駐車場の工事の場合、工期の終盤に各業者が入り乱れてしまうこともありますが、磯野建設が基礎を作るときには、他の業者はほとんどいません。最初に余計な土を鋤取し、駐車場部分の砕石・整地まで行うことで、工事期間中の作業スペース・駐車スペースを十分確保でき、工事全体も安全にスムーズに施工できるようになります。また、土間コンクリート改修工事などでは、アスファルト舗装の補修を自社で行うことで、余計な時間や手間を省きます。
このように磯野建設は、現場を「きれいに」「安く」「楽に」施工させるために、さまざまな工夫をしています。